エンジニアがブログを始める5つの理由【ブログのメリット】
こんにちは、AoTo(@AoToLog_)と申します。
エンジニアがブログを始めるメリットを、わかりやすく5つにまとめました。
エンジニアに限らず、ブログの運営をする事で得られるメリットは多くあります。
ブログ運営は難しいと感じているエンジニアが多いと思いますが、ブログを始めるきっかけにしていただければと思います!
知識のアウトプットができる
ITエンジニアはいうなれば情報専門の技術者です。その技術を身に付けるだけでなく、活用できる場がなければ一度身に付けたものも無駄になってしまいます。
エンジニアとして活躍し業務経験がある方は、その能力を活かす場があり、アウトプットが十分な場合もありますが、駆け出しエンジニアや独学者はせっかく学んだ知識を使うことなく挫折してしまうことも多々あります。
人間の記憶力の限界
人間の記憶には限界があります。「エビングハウスの忘却曲線」をご存知でしょうか?
人はあるモノを記憶する時にまず短期記憶として記憶します。この短期記憶は20分後に58%となり、1時間後に44%、1日後に35%、6日後に25%、とかなりの速さで忘れていってしまします。これが「エビングハウスの忘却曲線」です。
ここで、学んだ知識をブログ記事や業務経験としてアウトプットすることで、短期記憶から長期記憶に変換され、かなり長い間忘れることがなくなります。
このサイクルを繰り返していくことで、やがて脳に経験として蓄積され、やっと知識が身についたと言えるようになります。
エンジニアの中でも特に駆け出しのエンジニアがブログを始めた方が良いと言われるのは、大前提としてこのような理由があるのです。
では、なぜQiitaやはてなブログのような既存のプラットフォームではなく、ブログを開設した方が良いのでしょうか?
専門外の知識に触れられる
ITエンジニアと一口に言っても、様々な技術を支えるエンジニアが存在します。
- システムエンジニア
- Webエンジニア
- マークアップ/フロントエンジニア
- ネットワークエンジニア
- データベースエンジニア
- インフラエンジニア
- プログラマ
ここに挙げたのはほんの一例ですが、細分化をすれば10, 20種ほどにエンジニアは分類できる場合もあります。
もちろん〜エンジニアという枠に縛られずに、多くの分野にまたがって活躍している方も多くいらっしゃいますが、企業に勤めている社会人は業務に関連する技術にしか触れることなく過ごす場合も多いです。
ブログを運営するのに必要な知識
ブログを自分で開設し、運用していくには様々な方面の知識が必要になります。
まず初めに、HTMLやCSSによるwebデザインを知る必要があります。またそれらを動かしつなげるJavascriptやPHPと言った技術も欠かせません。
また、作成したブログをweb上に公開しなければならないので、ネットワークやサーバなどの基礎知識、場合によってはクラウドサービスの利用方法などにも触れることになります。
最低限でもwebデザインからインフラまで幅広い技術を少しでも知らなければ、より良いブログ運営はできないはずです。
自分の専門分野の技術がどのように他の技術と結びついて、社会に還元されているかを知ることで、今後自らがやっていきたいことも見つかっていくことでしょう。
しかし、ブログを運営する上で必要なことはこれだけではありません。自分のブログがより多くの人にみてもらうためには、SEOや技術トレンドを抑える必要があります。
ビジネス・マーケティングの視点を身に付けられる
ブログのコンテンツは運営者によってそれぞれです。雑記ブログや趣味ブログに始まり、広い分野の専門ブログが存在します。
エンジニアがブログを運営する上で、必ずしも自分の専門をブログにしなければならない訳ではなく、好きなことや特定の分野に絞ってブログを運営するのもアリだと思います。
現に、「AoToLog」もクラウドやエンジニア関連の内容に留まらず、広く興味のあることを記事にしてます。
マーケティングの視点
ブログで今まで多くの先人たちがまとめてきた情報をマネして書いても、余程わかりやすく書かれていなければ、誰の目にも留まることはありません。
どのような記事が世間に求められているのか、どのようにまとめれば読者にとって読みやすいか、などを考えることでマーケティングに寄った視点を得ることができます。
技術者至上主義の弊害
長年経験を積んでいるエンジニアにありがちですが、自分の培ってきた技術や能力を信じ、それが何に使われるかを考えられないことがあります。
研究者でなければ、企業や経済はビジネスなのでお金にならない技術を提供しても使われることはありません。
このように、技術はあるが活かすことができないまま万年同じことを繰り返しているエンジニアはたくさんいます。
「見られるブログ」を目指して改善する
ブログを多くの人に見られるように改善していく方法はいろいろありますが、大きく内部構造の改善とコンテンツなどの人目に触れる外部の改善があると思います。
内部構造の改善はSEOなどの概念を学び、継続的に行っていく必要があります。しかし、コンテンツは自分でどのような記事が見られるかを調べ考えることで、すぐに変えていけます。
こうした過程でビジネス・マーケティングの視点を身に付けることができ、技術者としてだけではなくビジネスマンとして成長していくことができます。
他者との交流の場となる
良いモノは一度の挑戦で完成する訳ではなく、試行錯誤や改善を経てより良いモノに変化していきます。
ブログを運営することで、自分が自信を持って発信した内容に対して、インターネット上で多くの人に意見をもらうことができます。
考えていることや、まとめ他情報をアウトプットすることで、他人から共感や批判の意見を得ることができます。
また、TwitterやInstagramなどのSNSと併用することでより多くの意見をリアルタイムでもらうことができ、とてもオススメです。
僕も自分のまとめた情報だけが正しいと思わずに、他者の意見を大切にブログを運営していきたいと考えています。
モチベーションになる
当たり前ですが、多くのことを学んだり身に付けるためには、モチベーションが重要です。モチベーションが保てないと、三日坊主になったり時間が立った後になぜあの頃に努力しなかったのかと後悔することになります。
例えば、英語を学習してTOEICで今より100点ほど高い点数を目指すとします。
継続的に勉強できる習慣がある人は問題ありませんが、大抵の人は試験の日程が近づくまで他のことを優先したり、目標を下方修正したりしてしまうことが多いと思います。
ブログでTOEICの点数を上げるためにやるべき事であったり、実際に自分がやってきた事をまとめる習慣があれば、その内容に見合った学習を継続できるモチベーションになります。
自分の生活にブログを組み入れる事で、様々な方面でスキルアップを図る事ができます。